会社を辞めたいと思ったときに整理した3つのこと

ある日の夜、仕事から帰ってきてリビングのソファに座りました。

子どもたちはもう眠っていて、
家の中はとても静かでした。

電気も半分消えていて、
妻も寝室に入っている時間です。

私はスマートフォンを手に取り、
特に目的もなく画面を眺めていました。

そして気づけば、検索欄にこう入力していました。

「会社 辞めたい」

検索結果には、
たくさんの記事が並びます。

転職のすすめ。
FIREの話。
仕事を辞めて良かった体験談。

どれも興味深く読みました。

でも同時に、
どこか自分の状況とは少し違うようにも感じました。

そして私は、そこまで簡単に決断することができません。

なぜなら、家族がいるからです。

子どもがいて、妻がいて、生活がある。

自分一人の人生なら、勢いで動くこともできるかもしれません。
でも家族がいる以上、その選択は慎重にならざるを得ない。

だから私はまず、「辞めるかどうか」を決める前に、
自分の状況を整理することから始めました。

今回は、私が実際に整理した3つのことを書いてみます。

もし同じように悩んでいる方がいれば、
何かのヒントになるかもしれません。


私は今すぐ自由になりたいわけではない。ということを念頭に置いて。。。


目次

子どもと会えない生活

仕事が忙しい日は、
帰宅すると子どもたちはもう寝ています。

リビングには、
子どもたちが遊んだおもちゃだけが残っています。

その光景を見ると、

「ああ、今日も顔を見られなかったな」

と感じます。

朝は朝で、
子どもたちが起きる前に家を出ることが多い。

だから平日は、
ほとんど顔を合わせない日もあります。

もちろん、
仕事をすること自体は嫌いではありません。

むしろ責任ある仕事を任せてもらえることは、
ありがたいことだと思っています。

でも、

「このままの生活でいいのだろうか」

と考える瞬間が増えてきました。


妻との会話

ある日、妻とこんな話をしました。

「もし今の働き方が続くなら、
少し考えた方がいいかもしれない」

そう話すと、妻はこう言いました。

「無理して続ける必要はないと思うよ」

少し意外でした。

もっと「頑張ってほしい」と言われるかと思っていたからです。

でも妻は続けてこう言いました。

「ただ、勢いで辞めるのは怖いよね」

その言葉を聞いたとき、
私も同じことを考えていると気づきました。

辞めたいわけではない。

ただ、選択肢がない状態が怖い。

だからこそ、
今すぐ決断するのではなく、
準備をしたいと思いました。

整理① 本当に仕事が原因なのか

会社を辞めたいと思うとき、
原因は必ずしも仕事そのものとは限りません。

例えば、

・単純に疲れている
・睡眠不足が続いている
・人間関係で消耗している
・仕事量が一時的に増えている

こうした状態が重なると、
「もう全部嫌だ」と感じてしまうことがあります。

でも、冷静に振り返ると、
仕事そのものが問題ではないケースもあります。

私自身も、忙しい時期が続いたときには、
何度も「もう辞めたい」と思いました。

ただ、その気持ちは
数週間後には落ち着くこともありました。

そういう経験を重ねるうちに、

「これは本当に仕事が原因なのか」

と、一度立ち止まって考えるようになりました。

疲れているだけなのか。
環境が合っていないのか。
それとも、働き方そのものに問題があるのか。

この違いは、とても大きいと思います。

もし単なる疲労が原因なら、
休息や働き方の調整で改善する可能性があります。

でも、価値観そのものが合っていないなら、
環境を変える必要があるかもしれません。

だから私はまず、
「何が本当の原因なのか」を整理することから始めました。


整理② お金の不安

次に考えたのは、お金の問題でした。

家族がいると、この問題は避けて通れません。

もし会社を辞めたら、生活はどうなるのか。
教育費は払えるのか。
住宅費はどうするのか。(住宅ローンはあと20年以上残っています)

こうした不安があると、
どんな決断も重くなります。

私の場合、まずは家計を整理しました。

毎月の生活費はいくらなのか。
固定費はどれくらいあるのか。
どこまで削減できるのか。

そして、貯金や金融資産(積立NISAの株とか投資信託など)も改めて確認しました。

正直に言えば、
それで全ての不安が消えたわけではありません。

でも、数字を具体的に見える形にすることで、
少しだけ冷静になれました。

漠然とした不安は大きい。

それでも数字で見える不安は、
対策を考えることができます。

例えば、

・生活防衛資金をどれくらい持つべきか
・投資資産はどこまで増やしたいか
・どれくらいの収入があれば生活できるか

こうしたことを一つずつ整理することで、
状況は少しずつ見えてきました。

お金の問題は現実です。

でも、曖昧なままにしておくと、
必要以上に自分を縛ってしまうこともあります。

だから私はまず、
**「お金の不安を具体的にすること」**を意識しました。


整理③ 自分は何を守りたいのか

最後に考えたのは、
「自分は何を守りたいのか」ということでした。

会社員としての安定した年収でしょうか。
それとも社会的な立場でしょうか。
安定した生活でしょうか。

もちろん、それらも大切です。

でも、改めて考えたとき、
私の答えはシンプルでした。

家族」です。

子どもがいて、妻がいて、
その生活がある。

その時間が壊れてしまうことが、
私にとっては一番怖い。

だから私は、
「今すぐ辞める」という考えから、

「辞められる状態を作る」

という考えに変わっていきました。

いきなり環境を変えるのではなく、
少しずつ準備をする。

資産を増やす。
選択肢を増やす。
働き方を見直す。

そうやって、
焦らずに決断できる状態を作る。

それが今の私の考えです。


結論:辞めたいと思うことは、悪いことではない

会社を辞めたいと思うことは、
決して悪いことではないと思います。

むしろ、

「このままでいいのか」

と考えるきっかけになることもあります。

ただ、勢いで決断する必要はありません。

まずは整理すること。

・本当に仕事が原因なのか
・お金はどうなっているのか
・自分は何を守りたいのか

この3つを整理するだけでも、
視界は少し開けてきます。

私自身も、まだ迷っています。

でも、

迷ったままでも、前に進むことはできる。

そう思いながら、
少しずつ自分の人生を設計していこうと思っています。

Ponchan
会社員・心の利回り研究所 所員
30代会社員、2児の父です。

家族との時間を大切にしながら、
会社に依存しすぎない人生を作れないか。
そんなことを考えながらブログを書いています。

テーマは
・家族
・働き方
・資産形成
・人生の満足度
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この記事を書いた人

30代会社員 / 2児の父

投資をきっかけに
「心の利回り」という考えにたどり着く。

家族を守りながら会社依存を減らす人生設計を模索中。
趣味はガジェットいじり、文房具収集

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