30代からの語学学習は遅くない|英語・韓国語・ベトナム語を学んで変わったこと

色々な語学を勉強しているイメージ
この記事でわかること
  • 英語の通知表「1」だった自分が、TOEIC 730点を取るまで
  • 韓国語・ベトナム語を学び始めたきっかけ
  • 相手の国の言葉で話すと、何が変わるのか
  • 「なぜ大人になったら学ばなくなるのか」という問いに対する、今の自分なりの答え

以前、ベトナムに出張で滞在していたとき、現地の人にこう言われました。

「なぜ、日本人は大人になったら学ばなくなるのか。
自分や家族の生活を改善するために、日々学ぶことは重要ではないのか。」

ハッとしました。

言い返す言葉が見つからなかった。
たしかに自分も、社会人になってから「学ぶこと」をどこか後回しにしていました。

仕事が忙しい。
時間がない。
今さら勉強しても意味がない。

そんなふうに思っていた気がします。

でも、その問いはずっと頭に残りました。

今、私は英語、韓国語、ベトナム語の3言語を少しずつ勉強しています。
ペラペラではありません。どれもまだカタコトです。

それでも、学び続けていることで、確実に世界の見え方は変わってきました。

ベトナムは自分の生活・年収改善のために、学びへの意欲が高かったです@ホーチミン

目次

英語|通知表「1」から始まった

きっかけは道案内だった

英語を勉強しようと思ったきっかけは、ある日の道案内でした。

外国の方に道を聞かれて、たどたどしいカタコト英語でなんとか案内した。
すると相手がこう言ってくれました。

“Your English is so good! Thank you!”

おだてに弱い自分は、それだけで「英語を勉強しよう」と思いました。
単純ですが、きっかけなんてそんなものだと思います。

そして、その体験が、自分の将来に英語を使った仕事をしたいと思うきっかけにもなりました。

高校時代の英語は壊滅的だった

でも、偉そうなことは言えません。
自分の英語の出発点はかなり低いです。

高校時代の英語の成績は、通知表5段階で「1」。
留年一歩手前。先生に頭を下げた回数は数え切れず、
センター試験は200点満点中90点ほど。
英検も、中学3年で取った3級が最後でした。

そこからTOEIC 730点まで来たのだから、自分としてはかなり頑張ったと思っています。
これは少し自画自賛してもいいかなと思っています。ただ、まだ道半ばです。

勉強法はかなり地味です

特別な方法は使っていません。

TEDを聞く。
海外ドラマを見る。
その中で出てきた使えそうなフレーズを、なりきって真似する。

それを繰り返しているうちに、少しずつ使える表現が増えていきました。

ポッドキャストは「Kevin’s English Room」をよく聞いています。
勉強時間も、そこまで多くありません。主に通勤時間のスキマ時間です。

英語YouTuberのようにペラペラではありません。
あくまでカタコトです。

それでも、カタコトでも伝わる経験は、自信になります。

仕事で使うと、甘くないと分かる

仕事においても英語を使う機会があります。
仕事で英語を使う場面は、メール、会議、プレゼンの順で多いです。

正直に言えば、ビジネスの場ではかなり厳しいと感じます。
特にノンネイティブ同士だと、お互いにアクセントがあって聞き取りづらい。

それでも、完璧でなくても伝えようとする姿勢は伝わる。
同じアジア圏の人同士だと、むしろ少しずつ歩み寄りながら通じる感覚もあります。

英語は、できればできるほど有利です。
でも一方で、「完璧じゃないと意味がない」わけでもない。
そこは実際に使ってみて感じたことでした。


韓国語|楽しさを教えてくれた言語

韓国語は、大学で第二外国語として履修したのがきっかけです。
せっかくなら、少し使えるようになりたいと思って続けてきました。

もう一つ正直に書くと、K-POPアイドルのGFRIENDに一時期かなりハマったこともきっかけです。
少し恥ずかしいですが、こういう入口も大事だったと思います。

韓流ドラマも見ました。
「冬のソナタ」「ゴー・バック夫婦」「この恋は初めてだから」などです。
※筆者はチョン・ソミンのファンです。気になる方はググってください

現在は韓国語検定4級を取得していて、次は3級を目指してテキストを買ったところです。
つまり、本格的にはまだこれからです。

教材は検定向けの単語帳、過去問、文法書が中心。
派手さはありませんが、地道にやっています。

韓国語を学んでうれしかったのは、ドラマのセリフがふと聞き取れた瞬間や、好きになった歌の歌詞の意味が分かった瞬間でした。

英語とはまた違う形で、「言葉が分かると世界の解像度が上がる」という感覚を教えてくれたのが韓国語でした。


ベトナム語|現地で言葉が通じた瞬間

ベトナム出張がきっかけだった

冒頭でもあったように、仕事でベトナムに長期出張する機会がありました。
せっかく現地にいるのなら、少しでも会話できるようになりたい。そう思って勉強を始めました。

今でもベトナム料理を食べに行きます。写真は先日息子と行ったお店で。ブンボーというラーメンのような食べ物です。美味。

ベトナム語は、本当に難しい

ベトナム語は、声調が6つあります。
いわゆるアクセントのようなものです。

同じ音でも、声の上げ下げで意味がまったく変わる。
日本語にはない音も多くて、「同じに聞こえるのに、実は違う」という壁に何度もぶつかりました。

単語は一語一語は短いのですが、それを速いスピードでつなげて話すので、リスニングもかなり大変です。

現在、ベトナム語検定6級を取得していますが、6級でもだいぶ苦しかったです。
5級は正直かなり厳しいと感じています。

それでも、言葉が通じた瞬間は忘れられない

ベトナムで特に印象に残っているのは、ホテルの隣にあったカフェのおじさんです。

毎日、そのカフェで簡単なやりとりを練習させてもらっていました。
最初は本当に短い会話だけでしたが、少しずつ買い物でのお金のやりとりや、商品の名前が言えるようになり、文字も少し読めるようになっていきました。

そうすると、おじさんも自分のことを覚えてくれて、最後は仲良く握手をして別れることができました。

ホテルのスタッフとのやりとりも印象に残っています。
基本は英語で対応してくれるのですが、朝食のときに部屋番号をベトナム語で答えていたら、途中からはこちらが言う前に笑顔で「◯号室ですね」と返してくれるようになりました。

そのとき、相手の心の中に少し残れた気がしました。

完璧じゃなくていい。
相手の言葉を少しでも口にすると、関係性が変わる。

その体験が、今もベトナム語を続ける原動力になっています。


相手の国の言葉で話すと、表情が変わる

語学学習に興味を持つきっかけの一つに、YouTubeで多言語学習を発信しているKazu Languagesさんの存在があります。

Kazuさんの動画では、街中で出会った人に相手の母国語で話しかける場面がよく出てきます。

最初は少し警戒していたり、無表情だったりする相手が、自分の国の言葉を聞いた瞬間に、表情がふっとやわらかくなる。
嬉しそうに笑って、急に距離が縮まる。

それを見て、「これがコミュニケーションなんだ」と思いました。

そして、自分もベトナムで同じような体験をしました。
カタコトでも、相手の国の言葉で話すと、壁が一気に低くなる。

言語を学ぶことは、単語や文法を覚えることだけではなく、人とつながる手段を増やすことなのだと、今は思っています。


翻訳アプリがあれば十分か?

「今はAIや翻訳アプリがあるのだから、外国語を勉強する必要はないのでは?」

そう思う人もいるかもしれません。
実際、メールや文章のやり取りでは、翻訳ツールはとても便利です。意味を正確に伝える助けにもなります。

でも、自分はそれだけでは足りないとも感じています。

翻訳アプリが伝えてくれるのは、主に「意味」です。
一方で、自分の口から相手の言葉を話そうとすることには、それとは別の力があります。

たとえば、翻訳アプリを見せて伝えるのと、カタコトでも自分の口から「Xin chào」(=日本語で「こんにちは」)と言うのとでは、相手の反応がまったく違いました。

意味が伝わることと、距離が縮まることは、少し別なのだと思います。

翻訳アプリはとても便利です。
でも、関係を縮めるスピードは、自分の口から出る言葉のほうが速い。
自分はそう感じています。


3言語を同時に学ぶということ

英語、韓国語、ベトナム語。
3つの言語を同時に勉強していると言うと、「すごいね」と言われることがあります。

でも実態は、かなりゆるいです。

英語はTOEIC 730点で、仕事でも使うので今のところ最優先です。
学習の中心はTED、ドラマ、ポッドキャストです。

韓国語は韓国語検定4級。
趣味として続けていて、検定テキストやドラマを通じて勉強しています。

ベトナム語はベトナム語検定6級。
本音を言えば、今いちばん頑張りたいのはベトナム語です。
友人も多いですし、日本で暮らすベトナム人も増えていて、今後役立つ機会はもっと増えると思っています。

時間配分は特に決めていません。
やる気が湧いたときに、その言語にステータスを全振りする。
そんなゲーム的な感覚で、そのときどきの気分に合わせて学んでいます。

3つ同時にやると混乱しないかと聞かれることもあります。
正直、たまに混ざります。

でも、それぞれの言語の雰囲気や世界観が違うので、意外と棲み分けはできています。


横道にそれた学びも、無駄ではない

ベトナムで言われたあの言葉を、今でも時々思い出します。

「なぜ、日本人は大人になったら学ばなくなるのか。」

あのとき、うまく言い返せませんでした。
でも、あの問いがなければ、語学をここまで続けることはなかったかもしれません。

普段の仕事が忙しいと、どうしても目の前のことだけに集中しがちです。
仕事に直結しない学びは、後回しになりやすい。

でも、語学のように少し横道にそれたように見える学びも、長い目で見れば無駄ではないと思っています。

英語で道案内ができた。
韓国語のドラマのセリフが少し聞き取れた。
ベトナム語で話しかけたら、友人ができた。

どれも小さなことです。
すぐに仕事の成果になるわけではありません。

それでも、世界の見え方は確実に変わりました。
そして、学ぶことそのものが、暮らしの満足度を少し上げてくれているとも感じています。

これが正解かどうかは、まだ分かりません。
でも、一つの趣味として、将来の糧として、学び続けていたいと思います。

大人になっても、学んでいい。
横道にそれても、いい。

あのベトナムでの問いへの、今の自分なりの答えです。

Ponchan
会社員・心の利回り研究所 所員
30代会社員、2児の父です。

家族との時間を大切にしながら、
会社に依存しすぎない人生を作れないか。
そんなことを考えながらブログを書いています。

テーマは
・家族
・働き方
・資産形成
・人生の満足度
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この記事を書いた人

30代会社員 / 2児の父

投資をきっかけに
「心の利回り」という考えにたどり着く。

家族を守りながら会社依存を減らす人生設計を模索中。
趣味はガジェットいじり、文房具収集

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