お金を使ってよかったこと、使わなくてよかったこと|わが家の満足度が上がったお金の使い方

お金の使い道を描くイメージ
この記事でわかること
  • 子どもが生まれてから変わった、お金の使い方の基準
  • わが家で「使わなくてよかった」と感じたもの
  • 満足度の利回りが高かった支出に共通していたこと

お金の使い方には、その人の価値観が出ると思います。

以前の自分は、「形に残るもの」にお金を使うほうが正しいと思っていました。
食事は一瞬で終わるし、旅行も終われば記憶だけが残る。
それなら、ずっと手元に残るモノに使ったほうが、満足度も長く続くのではないか。そんなふうに考えていました。

でも、子どもが生まれてから、その考え方は少しずつ変わりました。

今は、モノよりも体験にお金を使うことが増えています。
そしてそのほうが、家族全体の満足度は高いと感じています。

この記事では、わが家で「使わなくてよかったもの」と「使ってよかったもの」を振り返りながら、お金の使い方について整理してみます。


目次

以前の自分は「形に残るモノ」にお金を使うほうが良いと思っていた

独身時代の自分は、お金は「実際に残るモノ」に使うべきだと思っていました。

服、ガジェット、コレクション。
手元に残るから、満足度も長く続く。そう考えていたのです。

逆に、食べ物や旅行のような「その場で終わるもの」には、少しもったいなさを感じていました。
おいしいご飯を食べても、翌日には消えてしまう。
旅行に行っても、日常に戻ればだんだん記憶が薄れていく。

だから当時は、
形に残るモノにお金を使うほうが、利回りが高い
と思っていました。

マンガ、楽器、テレビ、ゲーム、CDなど、コレクションがわが家を埋め尽くしていました。


子どもが生まれて、お金の使い方が変わった

この感覚が変わったのは、子どもが生まれてからです。

きっかけは、家族で体験型の場所へ出かけるようになったことでした。

いちご狩り、野菜の収穫、芋掘り。
博物館、動物園、小さな遊園地。

どれも、その場限りの体験です。
形としては残りません。

それでも、子どもの記憶には驚くほど長く残っていました。

何か月も経ってから突然、
「あのときのいちご、甘かったね」
「恐竜の骨、大きかったよね」
と話し始めることがあります。

モノは、思っていたより早く日常に埋もれていきます。
新しいおもちゃも、数日後には部屋の隅に転がっていることがあります。

でも体験は、子どもの心に残り続ける。
そして家族の会話として、何度もよみがえってきます。

さらに、家を買ってからは収納の限界もはっきりしました。
モノを増やせば、そのぶん家は散らかります。
物理的な制約もあって、わが家ではますます「モノより体験」という感覚が強くなっていきました。


わが家で優先度が下がったもの

振り返ってみると、今の自分にとっては優先度が下がったものがいくつかあります。

ブランドの服

以前は、服にお金をかけていた時期がありました。
でも今は、ブランドそのものにお金をかける優先度はかなり下がりました。

もちろん、清潔感やサイズ感は大事です。
ただ、それ以上に大切なのは、今の自分の暮らしに合っているかどうかだと感じています。

子どもと公園へ行ったり、外で遊んだり、しゃがんだり走ったりする生活の中では、
高価な服を大事に着るより、気兼ねなく動ける服のほうが合っています。

ゲーム

昔はかなりの時間とお金をゲームに使っていました。
それ自体が悪かったとは思いませんし、当時は当時で楽しかったです。

ただ今は、その時間を読書やノートを書く時間に回したいと思うようになりました。
価値観が変わったことで、自然と優先順位も変わったのだと思います。

なんとなく見るテレビ

わが家は、テレビをまったく見ないわけではありません。
ただ、「見たいものだけを見る」ようになりました。

以前のように、なんとなくつけっぱなしにして、なんとなく時間が過ぎていく使い方はほとんどしていません。
その時間を外遊びや絵本、会話に回したほうが、わが家にとっては満足度が高いと感じています。

コレクション

以前は、集めることそのものが楽しい時期もありました。
でもマンション暮らしでは、置ける場所に限りがあります。

集めたモノが増えていくほど、管理の手間も増え、部屋も散らかりやすくなる。
そう考えると、今は「増やす」よりも「厳選する」ほうが合っています。


使ってよかったもの|体験編

今のわが家で、いちばん満足度が高いお金の使い方は、やはり体験です。

いちご狩り、芋掘り、収穫体験

季節ごとに、何かしらの体験に出かけることがあります。

子どもは、自分の手を動かして何かをするのが好きです。
「自分でやった」という感覚は、思っている以上に記憶に残るように感じます。

その場で終わるはずの体験が、帰り道や数日後、何か月後の会話にまた出てくる。
それが体験型の支出の面白いところです。

博物館、動物園、小さな遊園地

科学博物館は、子どものために行っても大人のほうが楽しんでしまうことがあります。
恐竜の化石は何度見ても迫力がありますし、展示を見るたびに新しい発見があります。

あらかわ遊園、花やしきのような小さな遊園地も、子どもにとってはちょうどいいサイズ感で、満足度が高いと感じます。
大規模なテーマパークのような特別感はなくても、家族で無理なく楽しめる場所のほうが、結果として良い1日になることも多いです。

写真に残すこと

体験そのものに加えて、写真として残すことにも価値があると思っています。

Googleフォトの「◯年前の今日」で昔の写真が出てくると、
あのときこんなことがあったな、と一気に記憶が戻ってきます。

体験はその場で終わるものではなく、
あとから家族の会話や気持ちをもう一度温めてくれるものでもある。
そう思うようになりました。


使ってよかったもの|モノ編

「モノより体験」とはいっても、モノを否定したいわけではありません。

実際、使ってよかったと思うモノもあります。
共通しているのは、日常の質を底上げしてくれることです。

安い靴はすぐに傷んでしまったり、長く歩くと足が疲れやすかったりします。
子どもとの外遊びや休日の移動を考えると、靴はかなり大事でした。

昔は意味もなく毛嫌いしていたニューバランスを履くようになってから、歩いた日の疲れ方がかなり変わったと感じています。
靴は、値段の安さよりも、自分の体に合うことのほうが大切だと思うようになりました。

ノートとペン

万年筆やトラベラーズノートも、使ってよかったもののひとつです。

こういう道具は、なくても生きていけます。
でも、お気に入りのものがあると、机に向かう気持ちが少し変わります。

ブログを書く習慣や、思考を整理する習慣。
そうした時間を支えてくれる道具には、値段以上の価値があると感じています。

防災グッズ

命や安全に関わるものは、出し惜しみしないほうがいい。
そう考えて、わが家では防災備蓄にはしっかりお金をかけています。

使わないまま終わるのがいちばんですが、
「備えがある」という安心感は、日常の心の余裕にもつながります。

家電(食洗機・ホットクック)

食洗機とホットクックは、わが家の家事をかなり助けてくれました。

時間が浮く。
その浮いた時間で、子どもと遊ぶこともできるし、少し休むこともできる。

家電への支出は、モノを買っているようでいて、
実際には時間と余白を買っているのだと思います。


失敗した買い物もある

もちろん、すべてがうまくいったわけではありません。

ロボット掃除機

福袋で買って、一時期使っていたことがあります。

「床にものを置かなければ、自動で掃除してくれる」
とても便利そうに見えました。

でも、小さな子どもがいる家庭では、床にものを置かない生活そのものが難しい。
おもちゃ、絵本、靴下。毎日いろいろなものが散らばります。

結局、わが家ではうまく使いこなせず、手放しました。

この経験から思ったのは、
良い家電が、必ずしも自分の家庭に合う家電とは限らない
ということです。

暮らし方やライフステージによって、合うものは変わる。
それも、お金の使い方を考えるうえで大事な視点だと思います。


わが家で「利回りが高い」と感じる支出の基準

ここまで振り返ってみて、わが家なりの基準が少し見えてきました。

家族の会話が増えること

体験にお金を使ってよかったと感じるのは、
その場で終わらず、あとから何度も会話の中に戻ってくるからです。

一度の支出が、その日だけでなく、その後の家族の時間にもつながっていく。
これはかなり利回りが高い使い方だと感じます。

日常の疲れを減らしてくれること

食洗機やホットクック、歩きやすい靴、防災備蓄の安心感。
こうしたものに共通しているのは、日常の負担を減らしてくれることです。

派手さはなくても、毎日の暮らしを少し楽にしてくれる。
それは長い目で見ると、とても大きいと思います。

今の暮らしに合っていること

高いか安いかよりも、
今の自分たちの暮らしに合っているかどうか。

これが、いちばん大きい基準かもしれません。

どれだけ評判の良いモノでも、
自分の生活に合っていなければ、満足度は長続きしません。

逆に、派手ではなくても、自分たちの暮らしにぴったり合っていれば、
その支出はかなり価値のあるものになります。


お金の使い方にも「利回り」がある

お金の使い方を振り返ってみて、あらためて思うことがあります。

満足度が長く続くのは、単に高いものではありません。
自分の暮らしに合っていて、そのあとにも何かが残る支出です。

ブランドものより、疲れにくい靴。
高価なおもちゃより、いちご狩りの思い出。
便利そうな家電より、今の家庭に本当に合う家電。

以前の自分は、「形に残るもの」に価値を感じていました。
でも今は、形ではなく、会話や記憶、日々の余白として残るもののほうに価値を感じています。

お金の使い方にも、利回りがある。
同じ金額でも、何に使うかで返ってくる満足度は大きく変わります。

子どもが生まれてから、自分のお金の使い方は少し変わりました。
それは単なる節約ではなく、
わが家にとって満足度の高い使い方を探すようになった
ということなのだと思います。

それが今の自分にとって、心の利回りを高めるお金の使い方です。

Ponchan
会社員・心の利回り研究所 所員
30代会社員、2児の父です。

家族との時間を大切にしながら、
会社に依存しすぎない人生を作れないか。
そんなことを考えながらブログを書いています。

テーマは
・家族
・働き方
・資産形成
・人生の満足度
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この記事を書いた人

30代会社員 / 2児の父

投資をきっかけに
「心の利回り」という考えにたどり着く。

家族を守りながら会社依存を減らす人生設計を模索中。
趣味はガジェットいじり、文房具収集

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