このブログではこれまで、
働き方を見直したい気持ちや、
会社に依存しすぎない人生について書いてきました。
家族との時間を大切にしたいこと。
資産形成を進めて、少しずつ選択肢を増やしたいこと。
今の働き方に違和感を持つようになったこと。
そうしたことを書いていると、
自分でもつい
「会社員でいることは、どこか不自由なこと」
という見方に寄りがちになります。
でも、少し落ち着いて考えてみると、
会社員でいることには、やはり会社員なりの良さがあります。
今日はそのことを、
あらためて整理してみたいと思います。
会社員という働き方は、思っている以上に安定している
会社員でいることの一番大きなメリットは、
やはり
収入の安定
だと思います。
毎月、ある程度決まったタイミングで給与が入る。
社会保険もあり、雇用保険もあり、
制度として守られている部分も多い。
それは当たり前のように見えて、
実はとても大きなことです。
もしこれが自営業やフリーランスであれば、
毎月の収入が同じとは限りません。
体調を崩したときや、仕事が切れたときの不安も大きくなります。
その点、会社員という働き方は、
少なくとも
生活の土台を作る力
が強いと感じます。
家族がいる身としては、
この安定感は決して軽くない価値があります。
信用は、お金と同じくらい大切なのかもしれない
会社員でいることのメリットとして、
もう一つ感じるのは
社会的な信用
です。
住宅ローンや各種の契約、
あるいは普段の生活の中でも、
会社員という肩書きは思っている以上に通りが良いことがあります。
私は以前、そうした「信用」を
少し軽く見ていた時期がありました。
でも、家族を持ち、
暮らしを安定させることを考えるようになると、
この信用もまた一つの資産なのだと思うようになりました。
もちろん、信用のためだけに会社員でいる必要はありません。
ただ、会社員という立場が
暮らしの土台を支えている面があるのは確かです。
仕事を通してしか得られない経験もある
会社で働くことの良さは、
お金や制度だけではありません。
その中で出会う
- 人
- 仕事
- 役割
- 責任
を通して、
自分一人では得られない経験を積めることも大きいと思います。
私自身、仕事を通して
英語でのやり取りをしたり、
海外の仕事に関わったり、
以前の自分なら想像していなかった経験をしてきました。
もちろん、それが常に楽しいことばかりだったわけではありません。
むしろ、しんどかったこともたくさんあります。
それでも、
会社という組織の中にいたからこそ見えた景色や、
学べたことがあったのも事実です。
そう考えると、会社員という働き方は
ただ生活費を得るためだけのものではなく、
自分の世界を広げる場でもあるのかもしれません。
一人で全部背負わなくていいという安心
会社員の良さとして、
最近あらためて感じることがあります。
それは、
自分一人で全部を背負わなくていい
ということです。
もちろん、組織の中で働く以上、
人間関係の難しさもありますし、
思い通りにいかないこともあります。
でもその一方で、
完全に一人で戦わなくていいという安心もあります。
チームがあり、
役割分担があり、
制度があり、
助けを求められる相手がいる。
それはとても大きいことです。
会社に対して違和感を持つことがあっても、
それでも
組織に属していることの安心
まで否定する必要はないのだと思います。
会社員であることと、依存することは違う
ここまで書くと、
「やはり会社員が一番いいのではないか」
という話に聞こえるかもしれません。
でも、私が考えたいのはそこではありません。
私が最近意識しているのは、
会社員でいること と
会社に依存しきること は違う
ということです。
会社員でいることにはメリットがあります。
安定も、信用も、経験もあります。
ただ、その一方で
収入のすべてを一つの会社に頼りきっている状態は、
やはり少し不安定でもあります。
だから私は、
会社員という働き方の良さは認めつつ、
依存しすぎない状態を少しずつ作っていきたい
と思っています。
それが、
- 生活防衛資金を持つこと
- 資産形成を進めること
- 働き方の選択肢を増やすこと
につながっています。
会社員でいるからこそ、考えられることもある
少し不思議ですが、
会社に違和感を持ったからこそ、
逆に会社員でいることの良さも見えるようになりました。
もしずっと順調で、
何の違和感もなく働けていたら、
会社員でいることを
当たり前として受け止めて終わっていたかもしれません。
でも、実際には
- 忙しさに振り回されたり
- 家族との時間が取れなかったり
- この働き方でいいのかと迷ったり
そういうことがありました。
だからこそ、
会社員でいるメリットも、デメリットも、
少しずつ立体的に見えるようになってきた気がします。
白黒つけない「グレー」の豊かさ
働き方の話になると、
つい極端な言い方になりがちです。
会社員は安定していて正しい。
いや、会社員は不自由だから抜け出すべきだ。
でも実際には、
そんなに単純ではないのだと思います。
会社員には良さがあります。
同時に、窮屈さもあります。
資産形成には希望があります。
同時に、過信すると危うさもあります。
家族との時間は大切です。
でも、その時間を支えるお金も必要です。
だからこそ、
何か一つを正解にしてしまうより、
自分にとってのちょうどよさを探すこと
の方が大切なのではないかと思っています。
心の利回りという視点から見ると
このブログで何度か書いてきたように、
私は最近
心の利回り
という言葉をよく意識しています。
それは、
お金がいくら増えたかだけではなく、
人生の時間からどれだけ満足を得られているか
を考える感覚です。
その視点で見ると、
会社員でいることにもちゃんと利点があります。
毎月の安定した収入があること。
暮らしの土台があること。
過度な不安を持たずに生活できること。
そうしたこともまた、
心の余裕につながっています。
つまり、会社員という働き方は
単にお金を得る手段ではなく、
心を安定させる土台
にもなり得るのだと思います。
結論
私はこれからも、
会社に依存しすぎない人生を考えていきたいと思っています。
でも同時に、
会社員であることの良さまで否定したいわけではありません。
安定した収入。
社会的な信用。
仕事を通して得られる経験。
一人で全部を背負わなくていい安心。
そうしたものは、
会社員という働き方が持っている確かな価値だと思います。
だからこそ大切なのは、
会社員を続けるか、やめるか、
という単純な二択ではなく、
会社員という土台を活かしながら、
少しずつ依存度を下げていくこと
なのかもしれません。
働き方を白黒で決めるのではなく、
自分や家族にとって無理のない形を探していくこと。
その積み重ねの先に、
自分にとってちょうどいい人生設計が見えてくるのだと思っています。

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