会社を辞めたいと思うのは甘えなのか|自分を責める前に整理したいこと

「会社を辞めたい」と思うとき。
多くの人は、まず自分を責めます。

まだ頑張れるのではないか。
自分が弱いだけではないか。
家族がいるのに、そんなことを考えてはいけないのではないか。

私も、働き方やこれからの人生を考える中で、何度もそう感じてきました。

でも今は、こう思っています。

会社を辞めたいと思うことは、必ずしも甘えではありません。

それは怠け心ではなく、
今の働き方に無理が出ていることを知らせるサインかもしれません。

この記事では、
「会社を辞めたいと思うのは甘えなのか」
という問いについて、落ち着いて考えてみたいと思います。

この記事では、辞めたいという感情をすぐに甘えと決めつけず、
自分の状態を整理しながら、心の利回りを守る働き方について考えてみます。

目次

辞めたいと思うと、自分を責めてしまう

会社を辞めたいと思ったとき。
つらいのは仕事そのものだけではありません。

そんなふうに思ってしまう自分を、責めてしまうこと。
それも苦しさの一つです。

私たちは長いあいだ、
「仕事は我慢するもの」
「続けることは正しいこと」
という空気の中で生きてきました。

だから、辞めたいと思うと、すぐに
「逃げではないか」
と考えてしまいます。

真面目な人ほど、そうなりやすい気がします。

責任感がある人ほど、自分の限界よりも周りへの迷惑を気にします。
家族がいる人なら、なおさらです。

生活費。
教育費。
世間体。
これからの不安。

そうしたものが頭に浮かぶたびに、
「辞めたい」と思う自分に厳しくなってしまいます。

でも、本当に最初に疑うべきなのは、自分の甘さなのでしょうか。

「辞めたい」は結論ではなく、サインかもしれない

私は、「辞めたい」という気持ちは、
すぐに否定すべきものではないと思っています。

それは結論ではなく、まず受け止めるべきサインかもしれません。

たとえば、こんな状態が続いていないでしょうか。

・朝になると気持ちが重い
・休日も心が休まらない
・仕事のことを考えるだけで消耗する
・怒りよりも無力感が先に出てくる
・家族といても、心がどこか仕事に縛られている

こうした状態が続くとき、問題は根性の有無ではありません。

今の環境や働き方が、自分に合わなくなっている可能性があります。

人には向き不向きがあります。
職場との相性もあります。
人生の時期によって、優先したいものも変わります。

独身の頃は耐えられた働き方が、
子どもが生まれたあとには苦しくなることもあります。

若い頃はやりがいで乗り切れていたことが、
30代になってからは重荷になることもあります。

それは甘えではありません。生き方が変わってきた、ということだと思います。

甘えかどうかを決める前に、整理したいこと

「辞めたい」と思ったとき。
すぐに辞めるか、我慢するか。
その二択にしないことが大切だと思います。

まずは、自分の状態を整理すること。
それが、落ち着いた判断につながります。

何がつらいのかを分けてみる

仕事がつらいとき。
原因は一つではないことが多いです。

仕事内容なのか。
人間関係なのか。
労働時間なのか。
責任の重さなのか。
家庭との両立なのか。

ここが曖昧なままだと、
「全部が無理だ」と感じやすくなります。

でも実際には、会社そのものではなく、
部署や役割、働き方に問題があることもあります。

つらさを分けて考えるだけで、見え方が変わることがあります。

いつから苦しくなったのかを振り返る

ずっと苦しかったのか。
最近になって急につらくなったのか。

異動。
上司の変更。
家庭環境の変化。
責任の増加。

何かきっかけがあったかを振り返ると、
自分を少し客観的に見られるようになります。

「自分が弱くなった」のではなく、
「置かれている条件が変わった」
だけかもしれません。

友人なら、何と声をかけるか考える

これは大事な考えです。

もし大切な友人が、
「会社を辞めたい。でも甘えかもしれない」
と悩んでいたら。

たぶん私たちは、すぐには責めないはずです。

「そんなに苦しいなら、一度立ち止まろう」
「無理しすぎていない?」
「自分を守ることも大事だよ」

そう声をかけるのではないでしょうか。

他人には向けられる優しさを、自分には向けられないことがあります。
でも本当は、自分にも同じ優しさが必要なのだと思います。

我慢を続けることが、いつも正しいとは限らない

もちろん、
つらいからすぐ辞めればいい。
そんな単純な話ではありません。

生活があります。
家族もいます。
現実として考えるべきことは多いです。

ただ一方で、
我慢を続けることが、いつも正しいとも限りません。

無理を重ねれば、心や体を大きく崩してしまうことがあります。
家族のために頑張っているつもりが、
家族と笑う余裕まで失ってしまうこともあります。

その状態は、心の利回りが大きく下がっている状態とも言えるかもしれません。

収入があっても、毎日がすり減っていく。
家に帰っても心が動かない。
大切な人との時間を味わえない。

それでは、人生全体の満足度は上がりにくいはずです。

30代は、仕事でも家庭でも責任が増える時期です。
だからこそ、
「まだ耐えられるか」だけで考えないことが大切です。

この働き方を続けた先に、自分が望む人生はあるか

その問いを持つことが、心の利回りを守ることにつながるのだと思います。

甘えかどうかより、何を守りたいかを考えたい

結局のところ、
「辞めたいと思うのは甘えなのか」
という問いに、きれいな正解はないのだと思います。

ただ一つ言えるのは、苦しい気持ちを抱えたまま、
自分を責め続けても状況は良くなりにくい、ということです。

大切なのは、甘えかどうかを決めつけることではありません。

自分は何に苦しんでいるのか。
何を守りたいのか。
どんな暮らしを望んでいるのか。

そこを見つめることの方が、ずっと大事だと思います。

仕事は人生の大切な一部です。
でも、人生のすべてではありません。

家族との時間。
安心して眠れる夜。
少し先の未来を前向きに考えられる心の余白。

そうしたものもまた、同じくらい大切なものです。

働くことは、お金を得るためだけの手段ではありません。
自分と家族の人生の満足度を、どう守り、どう高めていくか。
その視点が、心の利回りを高める土台になるのだと思います。

まとめ

会社を辞めたいと思うことは、必ずしも甘えではありません。

それは、自分の限界や価値観の変化を知らせる感情です。

大切なのは、その感情に振り回されることでも、
無理に押し込めることでもありません。
一度立ち止まり、落ち着いて整理してみることです。

続けるという選択もあるでしょう。
離れるという選択もあるでしょう。

どちらを選ぶにしても、
自分を責め抜いた末の判断ではなく、
自分の人生を大切にするための判断であってほしい。

私はそう思っています。

Ponchan
会社員・心の利回り研究所 所員
30代会社員、2児の父です。

家族との時間を大切にしながら、
会社に依存しすぎない人生を作れないか。
そんなことを考えながらブログを書いています。

テーマは
・家族
・働き方
・資産形成
・人生の満足度
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この記事を書いた人

30代会社員 / 2児の父

投資をきっかけに
「心の利回り」という考えにたどり着く。

家族を守りながら会社依存を減らす人生設計を模索中。
趣味はガジェットいじり、文房具収集

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