お金をかけなくても、満たされる時間はある
休日になると、
子どもとどこで過ごそうかと考えることがあります。
せっかくの休みだから、
どこか特別な場所へ連れて行った方がいいのだろうか。
何か思い出に残る体験をさせた方がいいのだろうか。
親になってから、
そんなことを考える機会が増えました。
もちろん、遠出をしたり、
普段とは違う体験をするのも楽しいものです。
ですが、実際に子どもと過ごしていて思うのは、
満足度が高い時間は、
必ずしも「お金をかけた時間」とは限らない、ということです。
今日は、これまで子どもと過ごしてきた休日の中で、
特に満足度が高いと感じた場所について、
少し整理してみたいと思います。
いちばん身近で、いちばん強い場所
振り返ってみると、
やはり一番満足度が高いと感じるのは
公園
です。
少し拍子抜けする答えかもしれません。
でも、実際に何度も子どもと休日を過ごしてきて、
結局ここに戻ってくる感覚があります。
滑り台を何回も滑る。
ブランコに乗る。
自転車の練習をする。
小さな花や虫を見つけて立ち止まる。
大人から見れば、
特別なことは何も起きていません。
けれど、子どもにとっては
それだけで十分に楽しいようです。
そして親である自分にとっても、
公園で過ごす時間は不思議と心が落ち着きます。
何かを消費しているというより、
ただ一緒に時間を過ごしている。
その感覚が、
とても自然で、心地よいのだと思います。
図書館や本屋の静かな時間
もう一つ、満足度が高いと感じる場所があります。
それは
図書館や本のある場所
です。
我が家では、寝る前に絵本を読む時間があります。
その流れもあってか、
子どもと一緒に本を眺める時間は、
休日の中でもとても穏やかな時間になります。
図書館に行って、
子どもが気になった本を何冊か手に取る。
親が「これはどう?」と差し出した本を、
意外と気に入ってくれることもあります。
静かな場所で、
それぞれが本を見たり、
一緒にページをめくったりする。
公園のような元気な時間とはまた違って、
こちらは少し落ち着いた満足があります。
それに、本はその場で終わりません。
持ち帰って、
夜にまた一緒に読むことができます。
そう考えると、
図書館や本屋で過ごす休日は、
一日の満足で終わらず、
その後の時間にもつながっていくのだと思います。
大きなレジャーより、近くの安心
もちろん、動物園や水族館、
少し遠くの施設に出かけるのも楽しいですし、私自身も好きです。
子どもの表情もよく、
親としても「良い一日だった」と感じやすいです。
ただ最近は、
そうした大きなレジャーよりも、
家の近くの公園や図書館のような
身近で安心できる場所
の方が、結果として満足度が高いことも多いと感じています。
理由はいくつかあります。
まず、移動で疲れすぎないこと。
次に、お金があまりかからないこと。
そして、親が気負いすぎなくて済むことです。
せっかくの休日だからといって、
毎回「良い日にしなければ」と頑張りすぎると、
親の方が疲れてしまいます。
疲れてくると気持ちに余裕がなくなり、喧嘩になってしまうこともしばしば。
でも、近くの場所で、
少し散歩をして、公園に寄って、本を借りて帰る。
そのくらいのスローテンポな休日の方が、
家族全体として心地よいことも多いです。
子どもが喜ぶのは「場所」だけではない
子どもと過ごしていて感じるのは、
子どもが喜ぶ理由は、
場所そのものだけではないということです。
もちろん、遊具が多い公園や、
楽しい展示がある施設は魅力的です。
でも実際に、子どもが小さいうちは、
- 一緒に走ってくれる
- 話を聞いてくれる
- 「もう一回やろう」と付き合ってくれる
- 帰り道までゆっくり過ごしてくれる
そういうことの方が、
子どもの満足度に大きく関わっているように見えます。
親が近くにいて、
気持ちに余白があって、
ちゃんと自分を見てくれている。
その感覚が、
子どもにとっての安心なのかもしれません。
そう考えると、
休日に大切なのは「どこへ行くか」だけでなく、
どんな気持ちで一緒に過ごせるか
なのだと思います。
休日の満足度を高めるもの
子どもと過ごす休日の満足度を決めるのは、
案外シンプルなものかもしれません。
遠さでも、豪華さでもなく、
- 無理のないこと
- 親に余裕があること
- 子どもと会話できること
- 帰ってきたあとも疲れすぎていないこと
そういうことの積み重ねで、
「今日は良い休日だったな」と感じられるのだと思います。
以前は、
せっかくの休みだから、
何か特別なことをしなければいけないような気持ちが、
少しあったように思います。
手帳やカレンダーに余白が無いことが正義のような感覚に捕らわれていました。
でも今は、
近くの公園や図書館でも、
十分に満たされる休日は作れると感じています。
そんな気付きも、日々ノートに書き留めることで整理できてきた気がします。
心の利回りという視点で見ると
投資をしていると、
どうしても「いくら使ったか」「いくら増えたか」という
数字に意識が向きやすくなります。
でも、家族との休日に関しては、
数字では測れない満足が確かにあります。
大きなお金を使わなくても、
帰り道に子どもが楽しそうに今日のことを話してくれたり、
夜に「また明日も行きたい」と言ってくれたりする。
そういう時間があると、
その日の満足度はとても高くなります。
私がこのブログで考えている
「心の利回り」という言葉を使うなら、
こうした休日もまた、
とても利回りの高い時間なのかもしれません。
少ない支出で、
大きな安心や楽しさや思い出が残る。
そう考えると、
公園や図書館のような場所は、
家族にとって
低コスト高リターンの良い投資先だな、
と少し冗談のように思ったりもします。
結論
子どもと過ごす休日で、
満足度が高かった場所を振り返ると、
意外にもとても身近な場所が多いことに気づきます。
公園。
図書館。
本屋。
話しながら近所をゆっくり歩く時間。
そういう何気ない場所でも、
親に少し余裕があって、
子どもとちゃんと向き合える時間があれば、
十分に満たされた休日になります。
特別なことをしなければ、
良い休日にならないわけではありません。
むしろ、
大きなお金や派手な体験よりも、
穏やかに過ごせる時間の方が、
家族にとって大切なこともあるのだと思います。
これからも、
どこに行くかだけではなく、
どんな気持ちで一緒に過ごすかを大切にしながら、
休日の時間を積み重ねていきたいと思っています。

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